
会 場:渋谷BEAM4階 / BEAMギャラリー(東京都渋谷区宇田川町31-2)
ジャンル:ホラー/ミステリー
https://kyoufushin.com/
人が生理的に【恐怖】や【嫌悪感】を抱くであろう事柄をテーマとした展示会。
先端恐怖症、集合体恐怖症、不潔なもの、不快な音、プレッシャーを感じるものなど、
人間ならば一つは当てはまるであろう”嫌なものあるある”を五感で味わえる展示イベント。
「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」などのテレ東ホラー/モキュメンタリ―チームが手掛ける。
企画 :★★★★☆
コスパ :★★☆☆☆
体感 :★★☆☆☆
恐怖(心) :★★☆☆☆
話題性 :★★★★☆
会場運営 :★★☆☆☆
好み :★★★★☆
行くべき度:★★☆☆☆
場内は順路があるようで無いため、来場者でしっちゃかめっちゃか。
時間ごとに人数制限はあるものの、それでも場内は混みあい、
あちらこちらからお喋りも聴こえ、雰囲気も何もない。
また、肝心な展示も「あーあるある」とは思うが、
本当にただ展示が並んでいるだけなので、体感こそしていても”実感”には繋がらない。
せめてムード作りがしっかりできていれば、感想は大きく変わっていたかもしれないだけに残念。
〇鑑賞前アドバイス
展示が混みあって説明文が読めない際はスマホでも確認可能/会場(4階)にトイレ無し
〇こんな人にオススメ
テレ東ホラーやモキュメンタリ―が好き/不気味なものに触れたい
~ここからはお時間ある方向け~
無職のイベント事情
今回の「恐怖心展」は、入場料2,300円。
一方、今年初めに行った某展示会は1,000円を切っていたのだけど、
決して安っぽいものでなく、非常に満足度の高いものであった。
共に企画性が素晴らしいと感じたから、値段が高かろうが安かろうが足を運びたいと思ったのだが、【運営方法】や【展示の見せ方】でここまで印象が違うのかと改めて感じさせられた。
この「恐怖心展」チームは、企画を生み出すプロなのだろう。
しかし、一般客が押し寄せた際にどのような空気を生み出すかまでは、想像が出来ていなかったのかもしれない。
【熱意】がもう一押し足りなかった印象。


